更新日:2011/02/28
当センターでは2月24日午後に断水が始まり、ほぼ4日経った現在も続いています。
ナイロビは人口増加も影響し、慢性的に水不足です。高級アパートには必ずと言ってよいほど深井戸があり、断水を予防しています。当センターには、深井戸はもちろん、蛇口に直結した貯水タンクもなく、断水の影響をまともに受けることになります。一昨年の大渇水時も度々の断水に見舞われましたが、センター入口の門近く、職員休憩小屋の横にある蛇口にも水が届かないことは、ほとんどありませんでした。今回は24日以来、屋外含めセンター敷地内のすべての蛇口の水が止まり、特に夜警の飲料水や番犬の飲み水、餌調理用水の確保に大きな支障が出ています。週末は、小生の自宅で水を汲み、センターに運びました。このような時は、日々の生活用水の確保にも苦労している現地職員が大活躍です。
例年、この時期は大乾季の末期で暑い日も多く、水不足が深刻になりやすい時期ですが、我が家の給水にそれほど影響が出ていないことを考えると、センターの断水は工事か何か、人為的な原因があるのかもしれません。当地では停電も頻発しますが、大統領官邸の近くはすぐに復旧すると現地の方は言います。一方のセンターや我が家では、停電の復旧まで何時間も待たされることも珍しくありません。電気、水道は、まだまだ当地では高級品です。断水に文句も言いたくなりますが、むしろ蛇口から水が出てくることに感謝しつつ、復旧を待とうと思います。
小生の任期についてよく質問をいただきますので、ここで公表しますと、ようやく後任の駐在員が決定し、小生の近々の帰国も決まりました。具体的な日取りは未定ですが、後任の方は4月下旬ころ着任、小生の帰国は5月中旬ころの予定です。離任のご挨拶は後日するつもりですので、まずは速報ということで本欄でお知らせいたしました。残り短くなったとは言え、まだ小生も2ヶ月当センターに居ります。この間、今までお世話になった方々とナイロビでお会いできることを楽しみにしております。