いらっしゃいませ

更新日:2009/08/23

日本の夏休みにあたる８月は、例年訪問研究者の数が多く、今年も大勢の研究者の方に当センターをご利用いただいています。

当地で長年現地調査をなさっている研究者の方には余計なお世話かもしれませんが、当地滞在時の安全管理には十分ご留意下さい。先日、ケニアでの現地調査を１０年以上続けている方が、車輌運転中、施錠した状態であるのにもかかわらず、貴重品を全て奪われる事件が発生いたしました。災難は慣れた頃にやって参ります。また、今年に入ってから誘拐事件が多発しており、届け出のあったものだけで７０件以上に上っています。カージャックや車輌盗難も相変わらず多発しております。いずれも単独運転時の発生が多いようですので、車輌にはなるべく複数で乗られることをお勧め致します。

一方、今年は降水量が極めて少なく、旱魃に関する報道を聞かない日はありません。ナイロビでも計画停電が行われており、週の半分は朝から夕方まで停電している状況です。北部の状況は更に厳しく、食糧配給に軍隊が出動したという報道も行われていました。

明るいニュースと言えば、世界陸上です。ケニア勢は前回の大阪大会に続き、大量のメダルを獲得。他国に国籍変更した元ケニア人選手と、現ケニア人選手の競り合いにおいては、ついつい現ケニア人選手を応援してしまいます。

私事で恐縮ですが、当方の初めての子が、７月１４日に当地で生まれました。なにぶん初めてのことで、子育てがいかに大変なものか実感し、自らの親への感謝の念を強くしているところです。当地のホテル代を節約なさりたい方、子守と飯炊きを条件に、無料で我が家にお泊りになりませんか。希望者、大募集中です！