更新日:2016/02/17
ソーシャル・ワークと社会科学アフリカネットワーク・北南南問題特別プロジェクト(Social Work and Social Sciences Africa Network North-South-South :SWAN NSS)が、11の協定大学(フィンランドの9大学、ケニア共和国マセノ大学、エチオピアのアディスアベバ大学)によって実施されている。同プロジェクトは、持続的な発展のための広い専門能力を提供し、地方自治体の社会活動を支援している。応用科学に立脚した同プロジェクトを推進するフィンランドの大学は、Centria大学、Savonia大学、JAMK大学、Kymenlaakso大学、Lapland大学、Seinajoki大学、Lahti大学、Laurea大学、Mikkeli大学である。
SWAN NSSの大学管理局担当Ilmo Anttila氏は、上記の11大学それぞれが、マイクロファイナンス、ビジネス、ソーシャル・ワークの枠組みを構想する新手法を開発している点に言及した。さらにIlmo氏は、同プロジェクトが、授業・学習・研究を進展させ、周辺地域の社会経済的需要に良い影響を与えると指摘した。
昨年の8月に、1年半にわたる同プロジェクトが開始され、フィリピン外務省と国際移動センター(CIMO)によって出資されたその費用は、202,000ユーロに達した。
(http://dailynews.co.tz/index.php/home-news/43344-varsities-project-develops-professional-competencies)
2015/10/19