更新日:2013/08/07
報道によれば、2013年8月7日(水)午前4時半~5時ごろ、ナイロビの国際空港であるジョモ・ケニヤッタ空港の国際便到着ターミナルで火災が発生しました。ニュース映像をみるかぎりでは、ターミナルが全焼に近い状態ではないかと思います。この火災にともなって、国際便到着ターミナルの機能が全面停止しており(7日正午の時点では空港は全面閉鎖で出発便も一切停止)、機能回復の目処は立っておりません。
国際便到着については、おそらくMombasaやEldoret、Kisumuといった地方都市の空港の代替利用の検討がなされるのではないかと思いますが、ナイロビまでの到達手段や経費負担先などもふくめ、詳細はまだ明らかになっておりません。
8月は、日本から調査渡航でこられる研究者の方々が多いシーズンです。渡航される方々におかれましては、各自、ご予約の航空会社、旅行会社などにご連絡いただき、航空便についての情報収集と対処にあたっていただきますよう、よろしくお願いいたします。
(2013年8月7日 15時現在 白石 壮一郎)
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〔 続報 〕
8月12日(月)の時点での追加情報です。現在ジョモ・ケニヤッタ国際空港は、国際線到着・出発ともにおこなっております。国際線到着ターミナルが全焼したために、以下のような措置がとられているもようです。
国際線到着については、到着後に屋外の特設テント内で入国手続きを済ませます。時間帯によっては混雑しており、入国手続きの行列が長くなっている場合がありますし、その先の荷物受け取りでも通常より混雑します。国際線出発についても、空港入り口付近に特設テントが設置してあり、そこで行列に並ぶことになります。荷物チェックも通常より厳しくなっているとのことです。この場合も、時間帯によっては長時間屋外に並ぶ場合がありますから、防寒対策はしておいたほうがよいでしょう。
各航空会社も、フライトスケジュールは来週までには通常のものに復帰するのではないかと思いますが、引き続き渡航されるみなさまにおかれましては、直接航空会社ないし旅行代理店にご自分の航空便について確認・お問い合わせください。
(8月12日 正午現在 白石壮一郎)
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■ 参照(当日の各報道)