更新日:2011/03/15
当センターの番犬ジャンボが亡くなりました。
夜警によると、昨夕8時ころ、死んでいるのが見つかったそうです。ジャンボは番犬4匹の中でも最も大きく、少々知恵が不足していると感じることもあったものの頼もしい存在でした。既に15歳近くなっていたと思われ、大往生と言えるでしょう。我が家としては飼い犬を殺した犯人としての恨みもありますが、毎日接していた犬の変わり果てた姿を見た気持ちを表すには、「心に穴が空いた」という表現が最も適切です。事務所を長年守り続けたジャンボの働きに感謝し、遺体は今日午前中、敷地の片隅に埋葬しました。
さて、日本の大地震、大津波については当地でも大きく報道されています。地震発生当日、妻が山形県内の実家に連絡を入れたところ、停電中の実家は情報を得るのが困難な状態で、インターネット等で情報が入るナイロビの方が、事態の深刻さが伝わっていたほどです。仙台は小生が学生時代を過ごした地ですし、気仙沼は初めての研修生活を送ったまちです。気仙沼の病院の皆さん、患者さん、寿司屋の大将等、恩を挙げればきりがありません。テレビの画像を見る度に、つい涙腺が緩んでしまいます。友人たちの安否を確認する術がない中、当地からは、ただただ皆の無事を祈ることしかできません。小生が帰国する時期になっても、まだ復興の緒に就いたばかりと思います。友人たちとの再会の日々を思い浮かべつつ、各地で行われている救出作業の進展を見守っています。