久々の雨

更新日:2011/01/24

ナイロビでは12月以来、例年どおり大乾季に入り、カラカラ天気が続いていましたが、今朝は約一ヶ月ぶりにまとまった雨が降っています。当センターでも毎日大量に積もる塵に悩まされていましたので、状況が改善されるのを期待しています。

新年あけましておめでとうございます。私事ながら先月半ばに二女が当地で生まれ、今月はシンポジウムを当センターが主催したこともあり、年末以来一杯一杯の状態が続き新年のご挨拶が遅くなってしまいました。当センターは訪問研究者の皆さまのご支援があってこそ、活動の幅が広がります。今年もぜひ遠慮なくお気軽に当センターをご訪問いただき、旧年中と変わらぬご愛顧をお願いいたします。

今年に入ってから当センターでは既に、セミナー一回、シンポジウム一回を開催いたしました。お陰様で、いずれも大盛況のうちに終え、且つ参加者同士で議論を深めることができたようです。これも開催にご協力いただいた皆さんのご活躍あってこその成功です。ここに書くと不特定多数の方の目に触れますので、直接のお名前の言及は避けますが、お世話になった方々、どうもありがとうございました。小生もずいぶん楽しませていただきました。当センターの日本人職員は小生一人で、どうしてもアイディアを出すのに限界があります。今後とも研究者の皆さまから、当センターの運営に関する様々なご提案をいただきたいと思っております。

ケニア国内情勢について、特に大きな動きはないようですが、身近な話題として、昨年11月末に導入されたアルコール類販売規制があります。最近当地のスーパー等にお越しになった方はお気づきと思いますが、アルコール類の販売区画が、他の商品とは分けられています。これはスーパーでのアルコール類販売可能時間が午前10時から午後8時半までと指定されたためで、他の時間帯は購入できません。レストランやバー等でも平日は午後5時以降、休日は午後2時以降、いずれも午後11時までの時間帯を除くアルコール類提供が禁止されました。この法律の施行でアルコール依存対策にどの程度効果があるのか疑問ですが、少なくとも警官の小遣い稼ぎにはなり得ますので、訪問者の皆さまもぜひご注意なさってください。この法律が実効性のあるものになるのか、いつものごとく形骸化していくのか、しばらく見守る必要がありそうです。

冒頭にも触れましたが、昨年末に二女が生まれ、我が家は一歳半と新生児の年子を抱えることになりました。予想どおり年子の面倒には骨が折れますが、一生懸命世話をしてくれる現地の方々に感謝しつつ、間もなくと予想される帰国までの間、ナイロビ生活最後の時を楽しみたいと思っています。

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