更新日:2010/04/07
日本が新年度に入った途端、こちらではイースター休暇が始まりました。
年度末、年度初めは日本の会計処理で最も重要な時期。センター長雑記は前回の投稿から約3ヶ月ご無沙汰してしまいましたが、言い訳をさせていただくと、この3ヶ月間、来年度計画作成、再招聘研究者選考、セミナー、シンポジウム、センター車買換え、更には皇太子殿下ケニアご訪問と、まさに待ったなしでした。年度末は例年、日本人研究者来訪の第二のピークですが、今回も多くの方に来ていただき、多くの場面で助けていただきました。どうもありがとうございました。
新しい年度に入り、今年度の活動資金が東京から送られてきていますが、イースターのため、経由銀行からナイロビに送る作業が遅れており、出端をぐじかれた思いです。ただ、お金があると仕事も増えますので、ここぞとばかり、昨年度の報告書を作成しつつ、のんびり送金作業を行おうと考えています。
昨日はイースター後、最初の出勤日でした。今日も含めて、なぜか車の数が少なく、イースター直前は30分以上かかることもあった自宅から学振までの通勤路が、今日は10分程度でした。まだ皆さん、仕事に戻っていないのでしょうか。こちらの人は、学校がまだ休暇中だからだと言っています。学校だけで、そんなに渋滞に影響するものでしょうか。いずれにしても、束の間の渋滞緩和を楽しんでいます。
昨年度の報告書作成にあたり、訪問者数を数えたところ、昨年度は実に延べ六百人以上の方にご訪問いただきました。今年度も引き続き、どなたでも大歓迎ですので、アフリカ研究に興味のある方、アフリカ関連の書籍をお探しの方、単に暇つぶしに来たい方など、ぜひ機会があれば当センターにお立ち寄りください。また、研究許可申請の方は、なるべく早めにご相談ください。例年、4月から6月、10月から12月は訪問者の少ない時期です。当地での現地調査研究をご計画の方は、なるべくこの時期に作業を開始下さると幸いです。
この時期、特に当地の農家は降水の動向が気にかかるところですが、昨年とは異なり、今のところ今年の雨季は順調のようです。2月末頃から雨の日が多くなり、最近はほぼ毎日降っています。夜の降雨が多い半面、日中も降ることがあり、雨の日は道路が大混雑になります。雨季の始まりが早かったため、尻すぼみになるのを心配しつつ、天だけが頼りのアフリカの農家に恵みをもたらしてほしいと期待しています。