更新日:2010/01/07
新年明けましておめでとうございます。
年末年始は当地でも日本でも多くの方が休暇を取る時期ですが、当地では毎年何かが起こるようです。特に一昨年の混乱は記憶に新しいところです。今年は何も起こらないと思いきや、新年最初の仕事日、1月4日から3日間の日程でマタトゥのストライキが予定され、実行に移されました。開始当初の4日朝は、まだ皆が様子を見ていたらしく、普段より交通量が少ないぐらいでしたが、同日昼からは市内各所大渋滞に見舞われ、続く5日も激しい渋滞が続きました。大手路線バス会社や通勤列車は運行していたものの、その沿線以外に居住している一般市民は交通手段を奪われ、当センターの従業員も片道2時間程度掛けて通勤したようです。幸い、首相の仲裁が入り、本日6日のストライキは回避され、ようやく交通の混乱は終息しました。普段から交通混乱の槍玉に挙げられることの多いマタトゥですが、ストライキを通じ、その存在の大きさを実感します。それこそがマタトゥ組合の狙いだったのでしょう。
さて、改めて新年のご挨拶ですが、今年も引き続き、ケニア及びアフリカと関連のある研究者の方には、現地調査を通じて多くの研究成果を得ていただきたいと願っております。現地調査の際には、ぜひ当センターをご利用下さいませ。また、当地でのシンポジウムやセミナー開催のご提案、センター運営に関するご助言など、どしどしお寄せ下さい。予算激減が予想される中、厳しい運営が予想されますが、関係者の皆様のご協力で当センターを盛り上げていきたいと考えております。今年も、どうぞよろしくお願い致します。