更新日:2020/09/12
2020年3月12日、第189回ナイロビ学振セミナーをJSPSナイロビ研究連絡センターにおいて開催しました。2019年5月にナイロビ・カレン地区の新事務所に移転して以降、3回目の学振セミナーとなりました。
発表者は順に、長崎大学学部生の杉岡恭介さん、河尻みつきさん、福田亮太さんでした。長崎大学・波佐間逸博教授が主催したフィールドスクールで、マサイマラ国立保護区近くのマサイ民族の集落にホームスティをした3名の発表者が、それぞれの新鮮な感覚で牧畜生活における感動や違和感、気づきを話す場となりました。
ケニア滞在歴が長かったり、ナイロビ郊外へ出かけることの多い在留邦人や、東洋大学・中村香子准教授、広島市立大学・目黒紀夫准教授、北海道大学・大門碧助教、京都大学・山根裕美研究員をはじめとする研究者の方々が聴講し、自らの経験に基づき、発表者の感性に寄り添うコメントを出していただきました。